ライブ中、観客がバンドにスマホで野次を飛ばせるWebアプリを作った
趣味でアマチュアロックバンドをやっている。
活動歴だけは無駄に長いが、無名のバンドなので、ライブでは客がシーンとしていることも少なくない。
MCでレスポンスを求めても、何も返ってこないことがよくある。
それは、こちらの演奏とか、パフォーマンスとか、喋りに原因があるのかもしれないが、自分は楽観的なので、「客側がシャイなのだろう」と考えている。
実際、アマチュアバンドのライブのあの微妙な空気の中で、客席側から声をあげるのはけっこう勇気のいることだと思う。
そこで、シャイな人でもライブ中に周囲へ感情を表現できるようなWebアプリを作ってみた。
コンセプト
- スマホを使って匿名でバンド側に野次を飛ばせる。
- 野次は会場全員が見ることができる。
- ダウンロードの手間がかかるのでネイティブアプリにしない。URLにアクセスするだけで使えるWebアプリ。
- ユーザ登録とか客の面倒になる機能は一切入れない。シンプルに作る。
使用技術
- RubyonRails
- jQuery
- Bootstrap
- PostgreSQL
- Heroku
作ったWebアプリ
テキスト野次
テキスト野次。直球の命名である。
まず、バンドが演奏するステージ側にスクリーンを設置する。
スクリーンにはステージ側表示用のライブページを表示させておく。
客が使う投稿用のページでは過去の投稿ログを見れる。対して、ライブページでは最新の投稿1件のみ表示させている。
ステージ上のスクリーンには、1つの投稿を大きく表示した方が見やすいと考えたためである。
投稿された野次はAjax通信で毎秒更新表示される。